捻鳩間節
【沖縄県八重山地方】
鳩間節は八重山諸島の鳩間島のうたです。鳩間島は西表島の北の海に浮かぶ鳩の巣のような小島で、隆起珊瑚礁の島岐であるため稲作ができないために西表島に舟で渡り田圃の耕作をしたといいます。鳩間島の人々は「中岡(ナカムリ)」と呼ばれる小高い岡に登って美しく広がる海を前に西表島から稲や粟を満載して帰ってくるうれしさをこの鳩間節に詠んでいます。舞踊の鳩間節(本調子)は八重山女性の古装であるスディナとカカンでゆったりと流れる音曲の中で四つ竹を持って踊ります。八重山に古くから伝わる本調子の鳩間節が人々に親しまれる中で早調子いわゆる早引き(早いテンポの奏法)の鳩間節が人々に楽しまれるようになり、八重山だけではなく広く沖縄中の人々に親しまれ愛されるようになりました。
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